公開日:2021/05/06

事故物件について

事故物件の見分け方、告知義務はいつまででしょう??


賃貸物件のお探しの際【事故物件】でないかと心配になる方もいるんではないでしょうか??
【事故物件】=【部屋で死亡した物件】ととらえる人も多いんではないでしょうか。



◆事故物件とはどういう物件??

一般的には室内で人が亡くなった物件のことをいうことがほとんどです。しかし、法律上では「事故物件」の定義がされていないため、不動産会社によってその定義は異なります。

 

室内で人が亡くなった物件でも、自然死の場合だと、事故物件にすることはほとんどありません。ただし、不幸にも死後に発見が遅れた場合、事故死となるケースがあります。

 

不動産会社は、事故物件を入居希望者へ案内する場合、告知する義務(告知義務)があります。不動産会社は「事故物件」であることを、入居希望者へ伝えます。

 

仮に、事故物件であることを知っていながら告げずに入居者との契約を結んだことが発覚したら、賠償金の支払いが発生する場合も。不動産会社は告知義務を怠ったとして、ペナルティを受けるのです。

 

・告知義務の期間は明確ではない!?

事故物件と認定されてから告知する期間は、不動産会社ごとに異なります。事故物件として認定された期間や入居者が変わった回数など、独自の基準で区切っている不動産会社もあるようです。

 

さらに、死亡内容によっては事故物件扱いしないこともあります。この場合も、入居希望者に部屋で亡くなった人がいることを伝えません。


心理的瑕疵とは??

心理的瑕疵物件とは、心理的な抵抗が生じる物件のことを指します。事故物件は、心理的瑕疵の一部に含まれている事例です。心理的瑕疵には、事故物件以外の事象もあります。

 

・当該物件(もしくは物件付近)で殺人が起こった

・当該物件(もしくは物件付近)で事件が起こった

・物件付近に嫌悪施設(暴力団事務所など)がある

 

過去に殺人犯の住んでいた家や、墓地や病院の跡地などに建てられた建物も、心理的瑕疵物件となるケースがあります。

 

心理的瑕疵は、物件もしくは物件周辺で起こったできごとなど、死亡以外の事象も含まれます。対して事故物件とは、室内で人が亡くなった物件を指すことが多いと言えそうです。



物件探しで不安なことがあれば、とにかく不動産会社に相談しましょう。相談すると、不動産会社同士でしか出回っていない話を知ることができたり、物件の探し方についてアドバイスをもらえたりして、物件探しがしやすくなる可能性があります。

 

「こんなこと質問しても大丈夫かな?」と思っても遠慮せずに聞くことが、あなた好みの物件を見つけるコツです。好みの物件を見つけるためにも、遠慮せず相談してみることをおすすめします。


NICEROOM大阪心斎橋店』

542-0081

大阪市中央区南船場2-11-12

アオヤマビル8F

(心斎橋駅から徒歩2分)

■クリスタ長堀北5番出口徒歩約2分営業時間:9:00~19:00

<定休日:無し>

TEL06-6484-6644

FAX06-6484-6645

このページをシェアする

この記事を書いたライター

NICEROOM大阪心斎橋店

NICEROOM編集部

NICEROOM編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・エリア情報・NICEROOMからのお知らせをわかりやすく紹介します!

最新のスタッフブログ

最新のおすすめエリア情報