初期費用をあと払い・分割にできる「スムーズ」とは?手数料と向いている人

初期費用をあと払い・分割にできる「スムーズ」とは?手数料と向いている人(NICEROOM)

こんにちは!NICEROOMの栂尾です。気に入ったお部屋が見つかって見積もりを出してもらったら、思っていたより初期費用が高かった、というのはお部屋探しでよくある場面です。敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保証料と並ぶと、家賃の数か月分になることも珍しくありません。

そんなときの選択肢のひとつが、初期費用を入居後の分割払いにできる「スムーズ」です。NICEROOMはスムーズの提携店なので、NICEROOMでお部屋を決めるときに使えます。ただし、分割には手数料がかかり、スムーズの審査もあります。この記事では、仕組みと手数料、向いている人・向いていない人、現金やクレジットカードとの組み合わせ方まで、使う前に知っておいてほしいことをまとめました。

スムーズをひとことで言うと

初期費用をスムーズがいったん立て替えて払い、入居してから毎月分割で返していくサービスです。

分割回数3〜48回3・6・12・24・36・48回
分割手数料実質年率18.0%どの回数も同じ
審査ありご利用診断は約3分
組み合わせ一部だけ分割残りは現金やカードで

支払例:初期費用30万円を24回払いにした場合、月々約1.5万円、支払総額 約35.9万円(目安)。

目次

スムーズとは?初期費用をあと払いにできる仕組み

スムーズは、株式会社スムーズが運営する、賃貸の初期費用の分割払いサービスです。入居前にスムーズが初期費用を不動産会社へ立て替えて払い、借りた人は入居後に、その分を毎月分割で返していきます。

スマートフォンの本体代金を分割で払うのと同じ「個別信用購入あっせん」という仕組みです。運営会社は、経済産業省(関東経済産業局)に個別信用購入あっせん業者として登録されています(関東(個)第104号)。

1スムーズが立て替え

初期費用を、スムーズが不動産会社へ先に支払う

2契約・入居

お部屋の契約は、ふつうの賃貸と同じ

3毎月、分割で返す

入居後、口座引き落としでスムーズへ返済

毎月の返済は、登録した銀行口座からの引き落としです(引き落としの手数料はスムーズが負担)。スムーズへの返済を、クレジットカードで払うことはできません。初回の引き落とし日は、入居日とお給料日をもとにスムーズが決め、分割の契約前に案内されます。好きな日を指定することはできません。

審査は「スムーズ」と「お部屋」の2つ

スムーズを使うときに誤解されやすいのが、審査です。スムーズの利用審査と、お部屋の入居審査は別のもので、両方に通る必要があります。

スムーズの利用審査分割払いが使えるか
お部屋の入居審査そのお部屋を借りられるか
スムーズの利用審査お部屋の入居審査
審査する側スムーズ大家さん・管理会社・保証会社
見られること年収などの申込内容と、信用情報機関に登録されている情報家賃と収入のバランス、勤務先、保証会社ごとの基準
申し込み方NICEROOM専用の申し込みページから診断(約3分)お部屋が決まったら入居申込書を出す
結果まで最短30秒(時間帯によっては時間がかかることも)物件や保証会社によって違う

スムーズの審査に通っても、お部屋の審査に通るとは限りません。反対に、スムーズが使えなくても、初期費用をほかの方法で用意できれば、お部屋の審査には申し込めます。どちらが不安なのかを最初に教えてもらえれば、進め方を一緒に考えます。

分割できる費用・できない費用

スムーズで分割できるのは、お部屋を借りるときに不動産会社へ払う初期費用です。引越しにかかるお金のすべてが対象になるわけではありません。

スムーズで分割できる
  • 敷金・礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社の初回保証料
  • そのほか、契約時に不動産会社へ払う費用

項目はお部屋ごとに違うので、見積もりで確認します。

分割できない(現金やカードで払う)
  • 自分で直接払う費用(例:コンビニ払いの火災保険料)
  • 引越し業者の代金
  • 家具・家電の購入代金
スムーズを使っても、初期費用は安くなりません

スムーズは支払いのタイミングを後ろにずらすサービスで、初期費用そのものが割り引かれるわけではありません。分割手数料がかかるぶん、払う総額は一括で払うより多くなります。初期費用を下げたいときは、先に見積もりの項目を見直しましょう。見直し方は「賃貸の初期費用はどこまで削れる?」の記事にまとめています。

月々いくら?回数ごとの支払例

スムーズの分割回数は6通りで、分割手数料はどの回数でも実質年率18.0%です。初期費用30万円を分割した場合の目安は、次のとおりです。

回数月々の支払い支払総額※うち手数料※
3回3か月約10.3万円約30.9万円約0.9万円
6回6か月約5.3万円約31.6万円約1.6万円
12回1年約2.8万円約33.0万円約3.0万円
24回2年約1.5万円約35.9万円約5.9万円
36回3年約1.1万円約39.0万円約9.0万円
48回4年約8,800円約42.3万円約12.3万円

※月々の支払いは、スムーズ公式サイトの支払例(初期費用30万円の場合)です。支払総額と分割手数料は、実質年率18.0%をもとにNICEROOMで計算した目安です。回数の下の期間は支払期間です。実際の金額は、スムーズとの分割契約の前に案内されます。

支払総額の目安(初期費用30万円の場合)
初期費用(分割する金額)分割手数料
3回
約30.9万円
6回
約31.6万円
12回
約33.0万円
24回
約35.9万円
36回
約39.0万円
48回
約42.3万円

回数を増やすほど月々の負担は軽くなりますが、手数料の合計は増えていきます。48回では、手数料が初期費用の4割ほどになります。

回数を決めるときの考え方

  • 「家賃+毎月の返済」で考える毎月の返済は、家賃とは別にかかります。手取りに対して無理がないかを、家賃との合計で確かめてください。
  • 短い回数ほど、手数料は少なくすむ毎月の返済に無理がない範囲で、なるべく短い回数を選ぶのが基本です。
  • 回数は、あとから変えられない分割の契約をしたあとで回数を変えることはできません。残りをまとめて一括で払うことはできます。
  • 入居直後の出費も見込んでおく家具家電や生活用品で、入居してすぐは出費が重なりがちです。最初の数か月の返済が苦しくならないかも見ておきましょう。

家賃そのものの目安は、「手取り別・家賃はいくらまで?」の記事で紹介しています。返済額を足して考えるときの参考にしてください。

スムーズが向いている人・向いていない人

スムーズは便利なサービスですが、誰にでもおすすめできるわけではありません。向いている人と、慎重に考えたほうがいい人に分けると、次のようになります。

向いている人
  • 住みたいお部屋は決まったのに、初期費用のまとまったお金がまだ手元にない
  • 貯金はあるけれど、すべてを初期費用に使うと生活費が心もとない
  • クレジットカードの利用枠を、引越し代や家具家電のために残しておきたい
  • 転職や就職で、お給料が入る前に引越す必要がある
  • アルバイトやパートで働いている(18歳以上で働いていれば申し込めます)
慎重に考えたい人
  • 初期費用を一括で払っても、生活に余裕がある
  • 家賃と毎月の返済を合わせると、手取りに対して重くなる
  • 口座の残高不足で、引き落としが遅れることがある
  • 過去にクレジットカードやスマホの分割払いで、支払いが遅れたことがある

「慎重に考えたい人」の最後の2つは、審査と信用情報に関わる話です。スムーズは審査のときに信用情報機関へ照会し、契約内容や支払いの状況も信用情報機関に登録します。返済が遅れると、ほかのクレジットやローンの申し込みが断られることがあります。

不動産屋から見て、見落としやすいこと

お部屋の審査で使う保証会社の中には、「信販系」と呼ばれる、信用情報を確認する会社があります。スムーズの返済が遅れて信用情報に記録が残ると、次に引越すとき、こうした保証会社の審査に響くことがあります。スムーズを使うなら、毎月の引き落としだけは遅らせないようにしてください。

スムーズが使えないケース

法人名義の契約や、店舗・事務所だけの契約には使えません(自宅兼事務所は使えます)。申し込めるのは18歳以上の方で、スムーズの契約者は、お部屋の契約名義人と同じ人である必要があります。

スムーズには審査があるので、実際に使えるかどうかは、診断を受けてみるまで分かりません。自分がどちらに当てはまるか迷ったら、今の状況をそのままLINEで送ってください。使うかどうか決める前の相談でも大丈夫です。

スムーズの使い方の例

たとえば、こんな場面で使えます。実際に分割できる金額や回数は、審査の結果や見積もりによって変わります。

例1転職が決まって、入社前に引越したい
状況
11月から新しい職場で働くことになり、通勤を考えて入社前に引越したい。ただ、前の職場の最後のお給料から、新しい職場の最初のお給料までのあいだは、手元のお金がいちばん少ない時期になる。
使い方
初期費用はスムーズで12回払いに。家具家電はクレジットカードで、必要なものから少しずつそろえる。
気をつけたいこと
入社前に申し込む場合は、内定通知書など、これから働く会社が分かる書類の提出を求められることがあります。初回の引き落とし日は、入居日とお給料日をもとに決まります。
例2同棲をはじめるふたり
状況
ふたりで住むお部屋は、一人暮らしより家賃が上がるぶん、初期費用も大きくなりがち。家具家電も一度にそろえることになる。
使い方
初期費用の一部をふたりの貯金から現金で払い、残りを契約名義の人がスムーズで24回払いにする。
気をつけたいこと
スムーズの契約者は、お部屋の契約名義人と同じ人です。返済の義務は名義人ひとりにかかるので、家賃と一緒に、毎月の返済をどう分けるかも決めておくと安心です。途中で部屋を出ることになっても、残りの支払いは続きます。
例3ボーナスの前に、住みたいお部屋が見つかった
状況
冬のボーナスが出てから引越すつもりだったのに、先に条件の合うお部屋が見つかった。空室は、待っているあいだにほかの人の申し込みが入ってしまうこともある。
使い方
お金がそろうのを待たずに申し込み、初期費用は3回か6回の短い分割にする。ボーナスが出たら、残りをまとめて払う。
気をつけたいこと
分割の途中で、残りを一括で払うことはできます。そのときの金額は、スムーズの公式LINEで確認してください。回数は、契約したあとでは変えられません。

現金・クレジットカードとの組み合わせ方

スムーズは、初期費用の全額に使わなければいけないものではありません。手元のお金やクレジットカードと組み合わせることもできます。組み合わせ方の例を3つ紹介します。

現金スムーズ(分割)クレジットカード
A初期費用はスムーズ、引越し代・家具家電はカード
初期費用
スムーズ
引越し代・家具家電
カード

スムーズで分割できない引越し代や家具家電を、カードで払う組み合わせです。初期費用でカードの利用枠を使い切らずにすみます。

B初期費用の一部を現金、残りをスムーズ
初期費用
現金スムーズ
引越し代・家具家電
カード

分割にする金額が小さくなるぶん、分割手数料も少なくなります。手元に残しておきたい金額を先に決めて、残りを分割にするのがおすすめです。

C初期費用の一部をカード、残りをスムーズ
初期費用
カードスムーズ
引越し代・家具家電
現金

NICEROOMでは各種クレジットカードが使えます。カードの利用枠に余裕がある方は、この組み合わせもできます。どの費用をカードで払えるかは物件によって違うので、見積もりの段階で確認します。

※帯の割合はイメージです。

分割できる金額に上限がつくこともあります

審査の結果によっては、スムーズで分割できる金額に上限がつくことがあります。見積もりの金額に届かなかったときも、足りない分を現金やカードで払う形にできないか、一緒に考えます。

LINEでは、こんなやりとりから始められます

12:30
‹お部屋探しはNICEROOMへ

初期費用って分割にできますか?手持ちが20万くらいしかなくて

スムーズという初期費用のあと払いサービスがありますよ。審査があるので、まずは使えるかどうか確認しましょう!

20万は先に払って、足りない分だけ分割ってできます?

できます!気になっているお部屋があれば送ってください。見積もりと、分割にした場合の月々の目安をお出ししますね

※やりとりはイメージです
  1. 手元のお金は先に払える全額を分割にしなくても大丈夫です。
  2. 足りない分だけ分割に分割する金額が小さいほど、手数料も少なくすみます。
  3. 見積もりを見てから決める初期費用と月々の目安を見比べてから、使うかどうかを決められます。

申し込みの流れ

NICEROOMでスムーズを使うときの流れです。分からないことがあれば、どの段階でもLINEで聞いてください。

  1. LINEでNICEROOMに相談気になっているお部屋や希望の条件、入居したい時期と一緒に「スムーズを使いたい」と送ってください。
  2. スムーズのご利用診断を受けるNICEROOM専用の申し込みページから、名前や年収などを入力します。所要時間は約3分で、結果は最短30秒で届きます(まれに身分証の提出を求められることがあります)。
  3. お部屋探し・内見・入居申込お部屋の入居審査は、ふつうの賃貸と同じように進みます。
  4. 初期費用が決まったら、分割回数を選ぶ3・6・12・24・36・48回から選んで、スムーズと分割の契約をします。
  5. スムーズが初期費用を立て替え、お部屋の契約へ初期費用は、スムーズから不動産会社へ支払われます。
  6. 入居後、毎月の口座引き落としで返済初回の引き落とし日は、分割の契約前に案内されます。
12:30
smooth.jp
スムーズのNICEROOM大阪心斎橋店専用の申し込みページ。「敷金・礼金など 初期費用 分割あと払いでイイ部屋に引越し!」と書かれている
スムーズのNICEROOM大阪心斎橋店専用ページ

スムーズのご利用診断は、NICEROOM専用ページから先に分割できる金額を知っておきたい方は、こちらから診断を受けられます。NICEROOMでお部屋を探す方は、このページから申し込んでください。

NICEROOM専用ページを開く スムーズ(株式会社スムーズ)のサイトに移動します。診断はLINEで進みます。

よくある質問

スムーズの審査に通らなかったら、お部屋は借りられませんか?

スムーズの審査と、お部屋の入居審査は別のものです。スムーズが使えなくても、初期費用をほかの方法で用意できれば、お部屋の審査には申し込めます。敷金・礼金が0円のお部屋を選んで、初期費用そのものを抑える方法もあります。

スムーズを使うことが、家族や勤務先に知られることはありますか?

スムーズの公式FAQでは、勤務先への在籍確認や家族への連絡はしないとされています。ただし、お部屋の入居審査では、保証会社が勤務先に在籍確認の電話をすることがあります。こちらはスムーズとは別の手続きです。

アルバイトやパートでも使えますか?

18歳以上で働いている方なら申し込めます。審査の結果によっては、分割できる金額に上限がつくことがあります。

同棲やルームシェアでも使えますか?

使えます。スムーズの申し込みと契約は、お部屋の契約名義人が行います。名義人ではない人がスムーズを契約することはできません。

退去したあとも、支払いは続きますか?

続きます。部屋を出たあとも、残りは分割のまま払い続けるか、一括で払うことになります。住んでいる期間と、返済の期間は別のものと考えてください。

クレジットカードの分割払いとは、どちらがいいですか?

どちらにも手数料がかかります。カードの分割払いの手数料率はカード会社や回数によって違うので、実質年率を比べてから決めるのがおすすめです。初期費用をカードで払うと利用枠が埋まり、引越し代や家具家電に使えなくなることもあります。初期費用はスムーズ、引越し代や家具家電はカード、と分ける方法もあります。

ここに載せきれなかった疑問も、LINEで聞いてください。「まだ部屋は決まっていないけど、スムーズが使えるか知りたい」という段階でも構いません。

使うかどうかは、見積もりを見てから

スムーズは、初期費用が理由で住みたいお部屋をあきらめないための選択肢です。その一方で、分割手数料がかかり、審査もあります。

使うかどうかは、見積もりと月々の返済額を並べて見てから決めても遅くありません。全額を分割にしなくても、現金やクレジットカードと組み合わせる方法もあります。

使えるかどうか、まずはLINEで

送っていただきたいのは、次の3つです。初期費用の見積もりと、分割にした場合の月々の目安をお送りします。

  • 気になっているお部屋のURL(スクショでも大丈夫です)
  • 入居したい時期
  • 「スムーズを使いたい」の一言

見積もりをLINEで聞く

18:05
‹お部屋探しはNICEROOMへ

このお部屋、スムーズは使えますか?12月に入居したいです

ありがとうございます!確認したところ、まだ空いていました。見積もりと、スムーズで分割した場合の目安です

初期費用(概算)約30万円12回払い月々 約2.8万円24回払い月々 約1.5万円支払総額の目安:12回 約33.0万円/24回 約35.9万円。分割手数料 実質年率18.0%、スムーズの審査があります
※やりとりはイメージです。金額は説明用の例です

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この記事を書いた人

NICEROOMの編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・NICEROOMからのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!

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