ホストの部屋探しは「普通の不動産屋」じゃ無理
NICEROOMの奥田です。
うちは心斎橋・宗右衛門町エリアで営業しているので、ホストのお客様がかなり多いです。
で、ホストの方が来るときに毎回思うのが、「なんでもっと早く来てくれなかったの」ということ。
他の不動産屋で審査に落ちて、2件目・3件目でうちに来る方が多い。
別にうちが特別なことをしているわけじゃなくて、ホストの収入構造を理解しているかどうか、それだけの差です。
ホスト特有の「審査で引っかかるポイント」
①収入証明がとにかく出しにくい
ホストの給与体系って、普通の会社員とまったく違います。
- 日払い・週払いが多い
- 歩合制で月によって金額が大きく変わる
- 手渡しで明細がない場合がある
- 確定申告をしていないケースも多い
保証会社の審査で「年収を証明してください」と言われたとき、出せる書類がない。
これが最大のハードルです。
②生活リズムが審査担当の「普通」と合わない
審査の本人確認電話は平日の昼間にかかってくることが多い。
ホストは昼に寝ています。電話に出られなくて審査が止まるケースが結構あります。
これ、地味ですけど実際にある話です。
③見た目の印象で偏見を持たれることがある
言いにくいですけど、現実の話をします。
管理会社によっては、内見時の見た目で入居を嫌がることがあります。髪の色、服装、雰囲気。
これは法的にアウトですが、「他の入居者から苦情が…」という理由で断られるケースはゼロじゃない。
だからこそ、最初からホストの入居に理解がある管理会社の物件を選ぶのが大事です。
僕がホストの方にやっている審査対策
対策①:通帳コピー+在籍証明のセットを作る
確定申告をしていなくても、通帳に入金記録があれば収入の証明になります。
手渡しの場合は、もらったお金をすぐATMで自分の口座に入れてください。
直近3ヶ月の入金記録があれば、ほとんどの独立系保証会社で収入証明として認められます。
それに加えて、お店に在籍証明書を書いてもらう。
この2つのセットがあれば、審査の7割はクリアできます。
【準備チェックリスト】
- 給料を受け取ったら、その日のうちにATMで自分の口座に入金する
- 直近3ヶ月分の入金記録が通帳に残っているか確認する
- お店に在籍証明書を書いてもらう
- 確定申告をしていない場合は、その旨を事前に不動産屋に伝えておく
対策②:保証会社は独立系一択
信販系の保証会社(オリコ、エポスなど)は、CICの信用情報を見ます。
ホストの方は若い頃にクレジットカードの支払いが遅れていたり、携帯代を滞納していたりすることが多い。そうなると信販系は通りません。
| 保証会社の種類 | 何を見て審査するか | ホストにとっての傾向 |
|---|---|---|
| 信販系(オリコ、エポスなど) | CICなどの信用情報(クレジットカードや携帯電話の分割払いの支払い状況など) | 過去に支払いの遅れがあると通りにくい |
| 独立系 | 信用情報は見ず、現在の収入・在籍状況など各社独自の基準で審査 | 収入と在籍が証明できれば、通る可能性が高い傾向 |
独立系なら信用情報を見ないので、今の収入と在籍が証明できれば通る可能性が高い。
僕は最初から独立系が使える物件に絞って提案します。
対策③:本人確認の電話対応を事前に段取りする
審査の電話がいつ頃かかるかは、保証会社に申し込んだタイミングでだいたいわかります。
僕はお客様に「明日の午前中に電話が来る可能性が高いので、この時間だけ起きていてください」と具体的に伝えるようにしています。
電話に出られないと審査が3日、4日と伸びる。急いで引っ越したい方にとって、これは大きいです。
対策④:代理契約も選択肢に入れる
本人名義でどうしても通らない場合は、親御さんに契約者になってもらう代理契約を提案します。
ホストの方の場合、「親に仕事を話していない」という方が多いです。
でも代理契約は「契約者=親」「入居者=本人」という形になるだけで、親御さんに仕事内容を詳しく説明する必要はありません。「大阪で接客の仕事をしている」くらいで大丈夫です。
「今のままだと審査が通らないかも」と感じたら、対策を全部一人で試す前に一度LINEで相談してください。
状況を教えてもらえれば、どの保証会社が使えそうか、何を準備すればいいか、僕のほうで先に整理します。
心斎橋エリアでホストが住みやすい物件の特徴
【物件選びチェックリスト】
- 駅から近い:終電関係なくタクシーで帰ることが多いので、駅近よりも「宗右衛門町から近い」が重要
- 鉄筋コンクリート造:帰宅が深夜〜朝方なので、木造だと近隣トラブルになりやすい
- 宅配ボックスあり:昼に寝ているので荷物が受け取れない
- 管理会社の理解:ホストの入居実績がある管理会社の物件を優先的に選ぶ
こういう条件を最初から絞っておくと、入居後のトラブルも少なくなります。
実際の相談例
最近来られたのは、宗右衛門町のホストクラブで働いている22歳の方。
月収は50万前後あるのに、過去に携帯代の滞納があって信販系で2回落ちていました。
僕がやったのは3つだけ。
- 独立系の保証会社が使える物件をリストアップ
- 通帳コピー3ヶ月分を用意してもらう
- お店に在籍証明を書いてもらう
申し込みから2日で審査通過。
家賃8万円の1Kで、心斎橋駅から徒歩圏内。本人も「こんなにスムーズにいくとは思わなかった」と言っていました。
よくある質問
独立系の保証会社を選べば、審査に落ちませんか?
独立系保証会社は信用情報を見ない分、通りやすい傾向はありますが、必ず通ると決まっているわけではありません。収入や在籍の証明がきちんと出せるかどうかも見られます。心配な場合は、申し込み前に不動産屋に状況を伝えて、通りやすい物件から提案してもらうのがおすすめです。
収入証明の書類が何も出せない場合はどうすればいいですか?
確定申告をしていなくても、通帳の入金記録が収入証明の代わりになることがあります。手渡しでお金を受け取ったら、その都度ATMで自分の口座に入金しておくと、直近数ヶ月分の記録が残ります。それに加えてお店から在籍証明書を書いてもらえると、審査の材料としてかなり心強くなります。
親に代理契約をお願いする場合、仕事の内容を詳しく説明しないといけませんか?
代理契約は「契約者=親」「入居者=本人」という形になるだけなので、仕事内容を細かく説明する必要はありません。「大阪で接客の仕事をしている」といった説明で十分なケースがほとんどです。何をどこまで伝えるかは、事前に不動産屋と相談しておくと安心です。
本人確認の電話に出られなかったら、審査はどうなりますか?
電話に出られないと確認が取れないまま止まってしまい、結果として3日、4日と時間がかかることがあります。電話がかかってきそうな時間帯は保証会社への申し込みタイミングからある程度予測できるので、その時間だけでも起きておけるよう段取りしておくのがおすすめです。
過去のクレジットカードや携帯電話料金の滞納は、いつまで信用情報に残りますか?
指定信用情報機関のCICによると、支払いの遅れなどの情報は、契約期間中および契約終了後5年を目安に保有されるとされています。つまり数年前の滞納が今も信用情報に残っている可能性があります。信販系の保証会社で通らなかった場合は、信用情報を見ない独立系保証会社が使える物件を検討するのも一つの方法です。
ここに書いていないことでも、状況によって答えが変わることはたくさんあります。
気になることがあれば、LINEで直接聞いてください。奥田が状況に合わせてお答えします。
悩んでいるなら、まずLINEしてください
ホストの方の部屋探しは、経験がある不動産屋に頼むかどうかで結果が全然変わります。
「審査に通るか不安」「他で断られた」「そもそも何を準備すればいいかわからない」
そういう状態で大丈夫です。LINEで状況を教えてくれれば、僕のほうで何が必要かをお伝えします。


